施工実績

寺川 堤防舗装工事 (第繰補18-2-1号)

所在地
磯城郡川西町結崎、磯城郡三宅町三河、天理市庵治町
工事概要
工事延長 L=772m
掘削工 V=300m3
路体盛土工 V=170m3
アスファルト舗装工 A=4,570m2
縁石工 L=2,643m
防止柵工 N=10本
発注者
奈良県知事 荒井正吾
竣工
令和3年3月
この工事は、寺川堤防における防災対策工事であり、大雨による河川氾濫により堤防越水した際に、堤防天端に施したアスファルト舗装により、堤防の崩壊速度を遅らせ、地域住民の避難時間を確保する目的で施工する工事であった。発注図面が平面図1枚しかなく、道路線形やカーブの設定等、非常に手間のかかる施工であった。防災目的のアスファルト舗装であるが、堤防上は地元の方がジョギングや散歩によく利用しており、工事前は背の高い草が密に生い茂っておりとても人が歩行できる状態ではなかった。完成後は地元の方に「良い散歩道を作ってもらってありがとうございます」と幾度となく声をかけていただき、苦労して完成した甲斐がありました。